こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。

本日もお越しくださりありがとうございます。

先日、東京四ツ谷にて行われた栄養療法のセミナーが本当におもしろかったです。

子どもに特化した栄養療法のセミナーはあまりなく

現地参加をさせていただき学び深い1日となりました。

私が勤めるクリニックは小児専門の歯科矯正クリニックで、

子どもたちのお口の発達を支える土台として

『呼吸、睡眠、運動』

が重要であると、取り組んでいます。

今回のセミナーは、その土台の中に『日々の食事』や『栄養』を加えた内容ということで、

栄養士である私は、このセミナーの開催発表があった直後に参加申し込みをし、

これまでこの日が楽しみで仕方ありませんでした。

妊娠時の栄養の重要性から始まり、歯科&医科での実際の栄養支援の内容で、

早速当クリニックに持ち帰り、色々と取り入れていきたいことがたくさんありました。

特に、とても胸に刺さったことが

既に矯正が必要と診断されたお子さんに

『睡眠、運動、呼吸、食事が大事』

と伝え、支援していくことは重要ではあるけれど、

逆から考えれば、

これらの 『睡眠、運動、呼吸、食事』が

しっかり出来てこなかった子どもが

矯正をしなくてはならなくなっているのだろう。

というお話でした。

これは言い方を変えれば

食事(栄養)を整えていくことも、歯科矯正の予防の一つになり得るということです。

今、私が0歳児の保護者さんに関われる立場にあることは、

究極の予防医療に携わっているということだと感じます。

食べることは技能の習得で、生まれてから時間をかけて獲得していくことといわれます。

そんな成長発達の中で、

食の好き嫌いや偏りなどが現れることもありますが、

それは、ただの嗜好だけではなく、

胃腸の状態や自律神経の状態でその食べ物を選んでいる

ということも考えられるのです。

では、なぜそのような状態になっているのか?

私は、オーソモレキュラー栄養療法を学ぶ前は『食事はバランスです!』が常套句でしたので

今思えば、何もみれてなかったなと思います。(汗)

今回のセミナーは

不調をかかえている子どもたちのことを

栄養療法的な視点で診た時、

・血糖値のコントロール

・ビタミン不足

・ミネラル不足

・腸内環境

等の問題が複雑に絡み合い

精神的、肉体的に症状を起こしているということでした。

そんな子ども達への具体的な解決へのアプローチを教えていただきました。

私は、真剣にききながらも

ん。。。難しい。。。

と感じるところもあり、GWに時間をかけてアーカイブで再受講したいと思います。

投稿者 ヨシミ

歯科で働く小児栄養分野管理栄養士。 オーソモレキュラー栄養療法を学び、歯科での栄養教育を主な活動としています。

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